単身赴任が始まって最初につらかったのは、意外にも休日でした。
平日は仕事に追われて気が紛れますが、土日になると急に時間がぽっかり空く。家族がいた頃は「休みの日は予定が詰まりすぎてきつい」と思っていたのに、一人になると今度は「暇すぎて何をすればいいかわからない」という状態になってしまったんです。
あの感覚、なんとも言えませんよね。テレビをつけてもつまらない。スマホをいじっても時間がつぶれない。かといって外に出る気力もない。気づいたら夕方になっていて、「今日も何もしなかった…」と罪悪感だけが残る。
この記事では、そんな単身赴任の休日をもっと充実させるために私が実際に試してみた方法を10個紹介します。全部やる必要はありません。「これ、自分にも合いそう」と思えるものを一つでも見つけてもらえたら十分です。
休日が「虚無」になりやすい理由
まず、なぜ単身赴任の休日がつらくなるのかを少し整理しておきます。
家族と一緒に暮らしていた頃の休日は、誰かと行動を共にすることが前提でした。「どこかに出かけよう」「昼ごはん何にする?」という会話から自然と予定が生まれていた。でも単身赴任だと、その”起点”がなくなります。
- 誰かに誘われることがない(同僚とも平日しか会わない)
- 地元に友人がいない(赴任先に知り合いが少ない)
- 趣味や習慣が”家族ありき”だった(子どもと公園、妻とショッピングなど)
この三つが重なると、休日が「何もしない日」になりやすいんですよね。
大切なのは「一人でも完結できる習慣や楽しみ」を意識的につくること。以下で紹介する方法はすべて、一人でも始められるものを選んでいます。
方法① 近所をウォーキングして「街を知る」
最初のハードルが低い方法として、まずウォーキングをすすめます。
「運動のため」と思うと続かないので、目的を変えます。「赴任先の街を探索する」という感覚でやると、意外と楽しめます。
私が赴任した最初の週末、とりあえずアパートから30分歩いてみました。すると、Google マップには載っていない古い商店街や、地元の人しか知らなそうな定食屋、週末だけ開くパン屋さんなど、いろいろな発見がありました。
ポイント
- 毎回コースを変える(北→南→東→西、ランダムに)
- スマホのカメラで「気になったもの」を撮る
- カフェを見つけたら入ってみる
街を知ることで「ここ、いい場所だな」という愛着も少しずつ生まれてきます。赴任先が「ただ仕事しに来ている場所」から「自分の生活の場」になっていく感覚、これが意外と精神的に大事です。
方法② 図書館を「第二のリビング」にする
単身赴任のアパートは、どうしても「仕事の疲れを回復する場所」になりがちです。休日もずっと部屋にいると、気持ちがどんより沈んでくる。
そこでおすすめなのが、図書館に行くことです。
無料で使えて、静かで、Wi-Fiがある(最近の図書館はだいたいある)。本を借りるだけでなく、持ち込んだ本や雑誌を読んでもいいし、新聞を読むだけでもいい。「人がいる空間にいる」だけで、孤独感がずいぶん和らぎます。
私は赴任先の図書館カードを作ってから、週1回は必ず行くようにしました。読書の習慣がなかった私でも、気づいたら月に3〜4冊は読むようになっていました。
図書館でできること
- 読書・雑誌・新聞
- DVDの貸し出し(映画や落語など)
- 勉強や資格の勉強スペースとして活用
- 地域のイベント情報収集(掲示板をチェック)
方法③ 料理を「趣味」に格上げする
単身赴任を機に、料理をちゃんとやり始めたという人は多いです。最初は「節約のため」でも、続けているうちに「うまくできた!」という達成感が出てきて、それが楽しみになってくる。
私の場合、最初の3ヶ月は毎日コンビニ弁当や外食で乗り切っていましたが、出費がかさむのと、なんとなく体の重さを感じるようになって自炊を始めました。
最初は卵かけごはんと味噌汁くらいしか作れなかったのに、今では週末に「本格的な一品」を作るのが楽しみになっています。
休日料理のすすめ方
- テーマを決める:今日は中華、今日は魚料理、など
- 作り置きを意識する:週末に4〜5品作れば平日が楽になる
- レシピアプリを使う:クックパッド、Kurashiru など動画で見るとわかりやすい
- 道具を少しずつ整える:良い包丁を買うだけでモチベが上がる
料理は「時間をかけた分だけ結果が出る」ので、暇な休日に向いています。しかも食費の節約にもつながるので一石二鳥です。
「今日はどうしても料理する気になれない…」という日は、栄養バランスのとれた冷凍惣菜を上手に活用するのも手です。管理栄養士が設計したバランスのとれた冷凍総菜【ワタミの宅食ダイレクト】初回限定継続割なら、レンジで温めるだけで栄養が摂れるので、自炊の気力がない日の「保険」として冷凍庫に入れておくと安心です。
方法④ オンライン学習で「自分への投資」をする
休日の時間を使って、スキルアップや資格取得に取り組む人も多いです。
単身赴任中は「家族サービス」に時間を使わなくていい分、自分の時間が増えます。これをプラスに捉えると、実は自己成長の絶好のチャンスなんですよね。
おすすめのオンライン学習サービス
- Udemy:IT系・ビジネス系のコースが豊富(セール時は1,500円程度)
- スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース:英語学習に特化、月額2,178円

- YouTube:無料で学べる講座が無数にある
- NHKラジオ語学講座:英語・中国語・フランス語など
「何を学ぶか」は何でもいいです。仕事に直結する資格でも、ずっと気になっていた語学でも、純粋に興味のある歴史や科学の勉強でも。
大事なのは「毎週末少しずつ続ける」こと。半年後に「こんなことができるようになった」という実感が、単身赴任中の自分を支えてくれます。
方法⑤ サウナや銭湯で「リセットタイム」をつくる
これ、単身赴任の人にかなりはまる人が多いです。
平日の疲れをしっかり取るために、休日の午前中にサウナや銭湯に行く習慣をつくる。一人で完結できて、しかも「整う」感覚がクセになります。
サウナの効果
- 深いリラックス感(「整う」状態)
- 睡眠の質が上がる
- 孤独感や軽い憂鬱感が和らぐ
- 新陳代謝が上がり体が軽くなる
最初は「サウナなんて興味なかった」という人でも、一度経験すると「なんでもっと早く来なかったんだろう」と言う人が多い。私もその一人です。
地域の銭湯やスーパー銭湯から始めると費用も安く抑えられます(500〜800円程度)。サウナ専門施設はやや高めですが(1,000〜2,000円)、設備が充実していて快適です。
方法⑥ 映画・ドラマの「マイリスト」を消化する
「いつか見ようと思っていた映画」って、みんな持っていますよね。
単身赴任の休日は、そのマイリストを消化するチャンスです。NetflixやAmazon Prime Videoに入っておくと、雨の日でも外出せずに充実した時間を過ごせます。
ポイントは「目的を決めて見る」こと。
「なんとなくつけっぱなし」では時間を使った感覚が残りません。
- 今月は「韓国ドラマを1本見切る」
- 今週末は「好きな監督の作品を3本見る」
- 「映画を見た後に感想をメモする」
こうすることで、「ただ時間をつぶした」ではなく「映画を楽しんだ」という充実感が残ります。
動画配信サービスをまだ使っていない方には、ABEMAの公式サイトはこちらから。ABEMAプレミアムはドラマ・映画・アニメ・スポーツまで幅広いジャンルが楽しめ、単身赴任中の休日の強い味方になってくれます。
方法⑦ 日帰り旅行で「週末のご褒美」をつくる
車や電車で1〜2時間の場所に日帰り旅行を組み込むと、週末が格段に楽しくなります。
単身赴任中は「赴任先の近くに何があるか」を知るいい機会でもあります。地元にいたら絶対行かなかったような場所に、案外良いスポットが眠っていることも多い。
日帰り旅行のアイデア
- 温泉地(日帰り入浴のみでもOK)
- 道の駅めぐり(地元食材でランチ)
- 城跡・歴史スポット
- 海や山(季節ごとに楽しみが変わる)
- 隣の県の大きな商業施設(ウィンドウショッピング含め)
写真を撮って家族に送ると「今こんなところにいるよ」という自然なコミュニケーションにもなります。
費用を抑えたいなら、朝早く出発して昼食だけ現地でとり、午後には帰宅するプランがおすすめ。交通費と食費だけで3,000〜5,000円程度で楽しめます。
また、赴任先のご当地グルメや特産品を自宅に取り寄せる方法として、ふるさと納税も活用できます。掲載数No.1のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」なら、日帰り旅行で気に入った地域の返礼品を後日まとめて注文することもでき、旅の余韻を食卓で楽しめます。
方法⑧ 筋トレ・ストレッチで「体をメンテナンスする」
単身赴任中は、食生活の乱れや運動不足で体重が増えたり、体が硬くなったりしやすいです。
休日を使って、意識的に体を動かす時間をつくることをすすめます。ジムに通うのがベストですが、自宅でできる筋トレやストレッチでも十分です。
自宅でできるメニュー(30分)
- スクワット 20回 × 3セット
- 腕立て伏せ 15回 × 3セット
- プランク 30秒 × 3セット
- ストレッチ(全身・10分)
YouTubeで「自宅 筋トレ 30分」と検索すると、プロのトレーナーが無料で教えてくれる動画がたくさん出てきます。道具がなくても始められます。
体を動かすことの副次効果
- 気分が上がる(セロトニンが分泌される)
- 夜の睡眠の質が上がる
- 「今日は運動した」という達成感が得られる
単身赴任は「健康を崩しやすい環境」でもあります。週末の運動習慣は、仕事のパフォーマンスにも直結します。
「ジムに行くのは面倒」という方には、オンラインフィットネスがおすすめです。SOELUヨガはスマホやタブレット一つで本格的なヨガ・フィットネスレッスンが受けられるサービスで、インストラクターがリアルタイムで指導してくれます。アパートの部屋でも十分できるので、単身赴任中の運動習慣づくりにぴったりです。
方法⑨ オンラインゲームや趣味のコミュニティに参加する
一人で過ごしていると「人と話したい」という欲求が自然に出てきます。
そんなときに有効なのが、オンラインのコミュニティです。
- オンラインゲーム(チームプレイで他のプレイヤーと交流できる)
- 趣味のDiscordサーバー(釣り、DIY、アニメ、料理など何でもある)
- 読書会・映画鑑賞会(オンライン)(同じ趣味の人と感想を共有)
- X(旧Twitter)でテーマのあるアカウントを育てる
特にXで「単身赴任中の日々」を発信しているアカウントを作ると、同じ境遇の人とつながれることがあります。私もやってみましたが、「自分だけじゃないんだな」と感じられるだけで、気持ちがずいぶん楽になりました。
方法⑩ 「家族に会いに帰る」計画を立てる
最後はシンプルですが、一番効果的かもしれない方法です。
休日を使って帰省し、家族と過ごす。
単身赴任中に「帰りたいけど、なんとなく帰りにくい」と感じる人は多いです。でも、月に1回でも帰省すると心の余裕がまったく違います。
帰省の計画を立てるだけでも「次の帰省まであと○週間」という楽しみができて、平日の仕事のモチベーションにもつながります。
帰省のコツ
- 新幹線・飛行機は早割で大幅に安くなる(EX予約、スマートEXなど)
- 毎月同じ週末を「帰省DAY」に決めておく
- 帰省時は仕事の話より「家族の近況を聞く時間」を大切にする
家族に会うことで「自分がなぜここで頑張っているのか」を再確認できます。これが単身赴任を乗り越える一番の原動力になる、と私は思っています。
まとめ:「有意義な休日」は意識してつくるもの
単身赴任の休日が「虚無」になってしまうのは、意志が弱いとか根性がないとかではありません。そういう環境になっているだけです。
大事なのは、「一人でも充実できる仕組み」を意識的につくること。
今回紹介した10の方法をもう一度まとめます。
- 近所をウォーキングして街を知る
- 図書館を第二のリビングにする
- 料理を趣味に格上げする
- オンライン学習で自分に投資する
- サウナや銭湯でリセットする
- 映画・ドラマのマイリストを消化する
- 日帰り旅行でご褒美をつくる
- 筋トレ・ストレッチで体をメンテナンスする
- オンラインコミュニティに参加する
- 家族に会いに帰る計画を立てる
全部やろうとしなくて大丈夫です。まず一つ、「これなら今週末やれそう」というものを選んでみてください。
小さな一歩を積み重ねることで、単身赴任の休日が少しずつ「自分だけの充実した時間」に変わっていきます。あなたの単身赴任生活が、少しでも豊かになりますように。


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